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葬儀は以前と比べると小さくなってきていますが、それは同時に会葬をする機会が減っているかと思います。近所の付き合いや会社の営業先などで、葬儀の参列が続いて忙しい、みたいなことはもう過去のことかもしれません。葬儀を参列する際に、何を準備すればよいのか?気を付けなければならない点は何か?などは、葬儀に参加することが少なくなったからこそ、抑えておくことが大切になってきたのかもしれません。また、葬儀のスタイルが変化すると同時に会葬の仕方も変化してきています。ここでは、主に葬儀のマナーの中でも一番よく聞かれる服装に関して解説していきます。
まず、葬儀に参加する場合は、「喪服」を着用しますが、そもそもこの「喪服」とは一体どういった定義なのでしょうか?広い意味では、葬儀の際に着用するブラックフォーマルを「喪服」と呼びますが、実際には、いくつかの種類があります。喪服は、「正喪服」「準喪服」「略喪服」に分けられ、主に正喪服・準喪服は、喪主や遺族側が着用するもの、略喪服は会葬者側が着用するもの、と分けられます。正喪服は具体的には男性の場合だとモーニングスーツや和装になりますが、どちらか言えば、社葬や規模の大きな葬儀の喪主の方など向きで、家族・親族中心の一般的なお葬式であれば、喪主であっても、光沢のない黒のブラックフォーマルである「準喪服」を着る場合が多いです。また、会葬者として参加する場合は、通夜は、黒ではなくグレーなど目立たない色のスーツやワンピース「略喪服」を着用するというのがマナーとされてきました。
これは、通夜に急いで駆け付けてきたという意味合いや、会葬者は遺族より格上の服装を着てはいけないということから来ているようです。しかし、現在の葬儀事情では、通夜のみの参加の方が多いことや、コロナ禍における一日葬の増加で、会葬者も告別式の参加が中心になりつつあることを考えると略喪服を着るべき機会は少なくなっているのかもしれません。
そのため、現代における喪服とは、喪主・遺族・会葬者問わず、「準喪服」を着用するのが無難、という解釈でよいかと思われます。喪服の基本としては、フォーマルな黒いスーツやワンピースとなりますが、それ以外に何か気を付けるべき点はあるのか?具体的に紹介したいと思います。
アクセサリーは喪服においてそもそもつけてもよいのか?という点においては、かつては結婚指輪以外つけてはいけない、という考え方もありましたしかし、洋装においては、アクセサリーも正装の一部であり、むしろつけたほうがよい、という考え方にもなっています。ネックレス・イヤリング・ピアスは、洋装の場合だと派手なものでなければ、着用はマナー違反にあたりません。ネックレスは真珠が定番ですが、それ以外にも新しいデザインのモーニング用の装飾品が生まれてきています。
シンプルな黒のパンプスが無難です。素材は革か布で、光沢のあるもの、例えばエナメル製の靴などはNGとされています。また、革であっても、動物の皮の柄が見えるものは避けたほうがよいです。
ネイルは必ずしも取らなければならないということはありません。落ち着いた色合いであれば問題はありませんが、派手なもの、目立つものは避けたほうが無難です。急な葬儀の場合は、黒い手袋をつけるという方法もあります。
色は喪服と同じく、黒が望ましく、派手なものは控えるのがよいでしょう。
略喪服の場合は、肌色でもよいとされていますが、準喪服以上は黒のストッキングとなっています。柄や光沢がついたものは避けましょう。
革靴は、様々なデザインがありますが、最も正式な形がストレートチップと呼ばれる、つま先に一直線のラインがあるタイプの靴ですが、他のデザインであってもシンプルなものであれば、問題はありません。装飾が派手なウイングチップは避けたほうがよいです。また、色は黒のみと考えておいた方がよいです。
正式な服装であれば、むしろしたほうがよいのでは?と考える人といると思いますが、ネクタイピンまたはカフスボタンなどの装飾はNGとされています。身に着けないほうが無難ですが、ネクタイのおさまりが気になる方は、見えないように着用するのがよいかと思います。
むしろ簡単でシンプルな結び方のほうが良いとされています。一番簡単なプレーンノットの場合、結び目が小さくなりますが、派手なイメージを持たせないのでOKとなります。結婚式で使うような装飾性の高い結び方はする必要はありません。
黒のコートが最もよいとされていますが、持っていない方は、落ち着いた色であれば問題ありません。ビジネス用で、スーツと合わせることができるコートであれば大丈夫です。革のジャケット、ダウンコートなど、カジュアルに見えるもの、派手なものはあまり適するものでありませんので、もし着用していくのであれば、会場に入る前に脱いで目立たないようにするのが無難かと思います。
シャツは白というだけでなく、襟がシンプルで装飾がないものが良いとされています。襟が小さいものや、白であっても縫い目にストライプがあるものなど、白いシャツにもデザインに幅がありますが、葬儀においてはこれらは不要な装飾とされます。シンプルな白のワイシャツは葬儀以外でも使えるシーンが多いので、一枚は用意しておきましょう。
葬儀の服装に関するマナー・注意点をざっと紹介しましたが、「たくさんあって難しい」と感じる方もいるかと思いますが、実際のところは、「目立たないもの」「光沢がないもの」「派手ではなくシンプルなもの」という部分を抑えておけば問題はないかと思います。また、大切なことは葬儀はいつ呼ばれるかわからないため、呼ばれてから準備していると時間の余裕がなくなってしまいます。あらかじめ、喪服や靴、バッグなどはひとつは持っておくことで、服装に気を取られることなく、故人としっかりと向き合い、偲ぶことができるかと思います。
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