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オハナクラブでは毎月、その月にまつわる花についてご紹介します。その月にきれいに咲く花、店頭で手に入りやすい花、誕生花や花にまつわる記念日等、贈り物や亡くなった方へのお供えの花を選ぶときに参考にしてみてください。
6月といえば梅雨。雨が多くて気分が晴れない日も多いかもしれませんが、植物にとっては恵みの雨。夏に向けてたくさん養分を蓄えます。そんな6月におすすめのお花をご紹介いたします!
※記事の中で花言葉をいくつか紹介していますが、花言葉には諸説あります。 参考程度にお読みください。
大きな花姿が印象的なシャクヤクは初夏に旬を迎えます。花屋の店頭ではまだつぼみの状態で並び、咲きそうなものを一生懸命選んだ経験がある、という方もいらっしゃるかもしれません。咲くのを楽しみにしていても、咲いたら一瞬で散ってしまうのもシャクヤクの切ない魅力。一輪でも存在感のあるお花をお楽しみください。
6月に最盛期を迎える花木です。花屋の店頭では枝ものとして販売されています。たまに、公園などでも木を見かけることがあるかもしれません。ふわふわとしたシルエットがとても魅力的で、おしゃれなニュアンスが近年高い人気を誇っています。ウルシの仲間なので、お手入れをするときにはかぶれに注意が必要です。ドライフラワーにもなりやすいお花なので、生けた後はドライフラワーに挑戦してみてください。
雨の季節といえばアジサイ。品種改良や輸入のおかげで、通年入手することのできるお花ですが、どこの店頭でも手に入れやすくなるのはこの季節です。アジサイはお水が大好き。たっぷりのお水に生けてあげてください。茎はカッターやナイフなどで斜めにカットし、中の綿をかきだしてあげると、もっとお水を吸いやすくなります。上手にお手入れすれば、意外と長持ちしてくれるお花です。
日比谷花壇のお葬式では、毎月おすすめの切り花、枝もの花材をご用意しております。お葬式の装花や、献花、出棺前のお別れ花にご利用いただけます。お葬式に季節のお花を使うと、1年2年と年がめぐったときに、花屋の店頭で、道端で、故人さまやお葬式のことが偲ばれます。
バラは通年ご使用可能なお花ですが、6月も美しく咲きます。街中でも6月初旬ごろまできれいに咲いている姿を見かけると思います。後述しますが、6月2日は語呂合わせ「ローズの日」で、バラを贈り合って感謝の気持ちを伝える日です。
シャクヤクは旬の花。シャクヤクからあふれる甘い香りが、悲しい心を癒してくれそうです。
ドウダンツツジは店頭でも大変人気の枝ものです。日比谷花壇のお葬式では4月から10月の枝ものアレンジはドウダンツツジでご案内しております。緑色が鮮やかで、細い枝の先端にかわいらしい葉っぱがつき、初夏のさらりとした印象を与えます。
ソケイはジャスミンの仲間です。さわやかな印象を与える葉っぱとツルがかわいらしい植物です。華やかな花祭壇のサイドや、白とグリーンを中心とした花祭壇と一緒にお飾りすると、会場がより一層お花にあふれるように感じます。
ローズオイルの原産国として有名なブルガリアの日本大使館が、2017年に制定しました。日本では「ローズ」の語呂合わせで制定されましたが、ブルガリアのバラ生産地の中心であるカザンラクでは6月の最初の週末にバラ祭りが行われます。ローズオイルを精製するためには大量のバラを必要としますが、バラはとてもデリケートな植物。栽培・収穫が困難なため、その収穫を祝うお祭りを行っているのだそうです。
父の日の発祥は1910年のアメリカ。ワシントン州のとある夫人が、男手ひとつで育ててくれた父親の誕生日のある6月の日曜日に、教会で父親に感謝の気持ちを伝えたのが発祥だそうです。日本には1950年ごろには伝来していたといわれていますが、ながらく母の日のように定着することはありませんでした。1980年ごろからベストファーザー賞の設立などを通して浸透していきました。
毎日のお供えに、月命日だけのお供えになってしまったけれど、節目の法事に飾る花を…様々な理由で、お悔やみの花を用意することがあると思います。お悔やみのお花に厳しいルールはありません。基本的なルールとともに、6月のお供えにおすすめのお花を紹介します。
亡くなってから四十九日までは白のみ四十九日を過ぎてから一周忌まで白とグリーン一周忌が過ぎてからは淡い色を差し色にいれる
仏教では殺生を連想するものを避けます。具体的にはバラのようなトゲのある植物や、ヒガンバナのような毒のある植物を避けます。また、ご自宅にペットがいるご家庭に花を贈る場合も注意が必要です。ユリや球根類はペットにとって猛毒で、生けられているお水を口にするだけでも死に至る場合があります。毒のない植物を選んで贈るとよいでしょう。
色や種類の慣習は、気にしすぎる必要はありません。
夏といえば、なお花ですが、だんだんと出回りが始まる時期です。ヒマワリの花言葉には「憧れ」や「誠実」があり、父の日にピッタリなお花です。日比谷花壇でも、毎年父の日にはヒマワリを中心とした商品を展開しています。ヒマワリは茎が腐りやすいお花です。少なめのお水で生けてあげると比較的長持ちします。
小さく華奢な薄い紫色の花をたくさん咲かせる花です。店頭でつぼみの状態のものがあってもだんだん咲いていきます。満開になると、小さなお花で球体を形作り、とても美しいお花です。一輪だけ生けても存在感があります。道端でもよく見かける、季節を代表するお花ともいえます。
日比谷花壇のお葬式のコラムでは、花とお悔やみにまつわる記事を多数ご用意しております。お供えの花、お悔やみの花を選ぶ際の参考にしてみてください。
亡くなった人をお花で供養するのはどんなとき?|日比谷花壇のお葬式>>仏花・お供えの花の飾り方|日比谷花壇のお葬式>>ペットが亡くなった時に供える花|日比谷花壇のお葬式>>
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一年の全ての日には「誕生花」があります。色々な説があり、ご紹介するもの以外にも誕生花として設定されているものもあります。由来の多くはギリシャ・ローマ神話で、その神話に関係ある花とその日付を結びつけて贈り物の花を選んだ文化が「誕生花」として残っているようです。ここではいくつかご紹介いたします。
花言葉は「知識」。スターチスは店頭でも比較的手に入れやすいお花です。ドライフラワーにもおすすめで、お花のお手入れに慣れていない人でもきれいに長持ちさせることができます。プレゼントにぴったりなお花とも言えそうです。
ちいさな提灯のようなオレンジのお花が鈴なりについているのが印象的です。6月ごろから店頭でも入手することができ、真夏を超えるとまた秋に少しだけ旬が訪れます。夏のお祭りを彷彿とさせるような花姿で、人気のお花です。日比谷花壇のお葬式でも「フェアリーガーデン」という花祭壇に使用されています。
フェアリーガーデンを見る|日比谷花壇のお葬式>>(日比谷花壇のお葬式サイトに移動します)
参考:365日の誕生花・花言葉・由来について|ヒビヤカダンドットコム(日比谷花壇が運営する通販サイトに移動します)
雨の日が多くなり、外出するにもできない日々が続く6月。ご自宅にたくさんお花をかざれば、沈んだ気分も少しは晴れるかもしれません。いっぽうで、植物や農作物にとって恵みの雨がたくさん降る時期。夏にきれいな花を咲かせる植物がたくさん顔を出し始める時期です。その季節に元気なお花から自然のパワーをいただいて、わたしたちも元気に夏を迎えたいものです。
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