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しかしながら最近になってここに厄介な問題が生まれています。本来は決められた時間に服用しなければいけない薬をつい飲み忘れてしまう、いわゆる残薬問題です。それが高齢者をはじめとして、普段から薬を飲みなれない人に多く見られるものになっています。
これが薬嫌いでわざと残しているのなら、それはそれで問題ですが、実際のところは日常生活の忙しさの中で飲み忘れる、複数の薬を服用している場合は飲み間違えをしてしまうことにあります。特に普段は健康体で薬を服用する習慣がない場合はそういった傾向が高くなっていて、この問題をクリアしないと病気や怪我の治りが悪くなってしまう、抗生物質などの場合は感染を防ぐ目的もあって危険な状態になる場合も考えられます。
それゆえ、その対策を考えることが大切なのです。
方法のひとつとして「お薬カレンダー」を利用するのがおすすめです。
お薬カレンダーというのは聞きなれない方も多いかもしれませんが、患者さんが正しく薬を飲めるように考え出されたグッズで、さまざまな種類があります。使いやすいものとして、壁掛けカレンダータイプで日付にポケットがついていて薬が入れられるようになっているので、ここに入れておけば飲み忘れや、複数の薬を服用している場合は飲み違いを避けることができます。
簡易的なものは無料でダウンロードすることができますので、自分でポケットをつけるなどして使いやすく工夫してみるのもいいですね。
もっとも大切なのは本人が自覚することですが、家族がいるならちょっと注意して声をかける、用意するといったことで防げる場合もあります。ただこれは子供や高齢者に対して行うことであり、成人しているのなら自分自身で行うべきですが、普段が健康な人ほど無頓着であるのも確かです。
大人で有効な手段として、スマートフォンを日常的に利用しているのならアプリを使うのもいいでしょう。例えば食後にニュースをチェックする習慣があるなら、その時にアプリをチェックすれば飲み残しを防ぐことができます。
自分なりの方法を考えることが大切で、自分に合った方法を見つけて実行すれば、防ぐことができます。
そして完治が遅れたり症状が悪化すれば当たり前ですが体に対する負担が大きくなり、さらに病院に通う時間も増えていく、必然的に医療費がかかってくることにつながります。
普段の生活で節約を頑張っているのなら、薬の飲み忘れによる医療費の増大ほど無駄になることもありませんので、忘れないように服用したいものです。お薬カレンダーやアプリを利用するなど、飲み忘れの対策を行うことが大切になります。さらに重要なポイントになってくるのは、無駄な出費となること、これを覚えておけば自覚が生まれて飲み忘れも減るはずです。
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