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自分で一緒に入る人を見つける人もいますが、サークルなどで相手を見つけるケースもあります。 これは、生きている間に永代供養の契約を交わしておいて、親交を深めておくのが目的です。 共に同じお墓に入る関係である以上、相手の人間性などを気にして知っておきたいという人も少なくありません。 そこで共通の趣味などを見つけて一緒に楽しむなど、自然な形で親交を深めやすくするためのイベントを定期的に開催してくれるのもサークルの魅力です。
サークルに入っても気の合う友人を見つけらるか不安という人も少なくありませんが、実際には同じお墓に入りたいという共通の目的があることで仲良くなりやすいのも特徴といえるでしょう。
老人ホームなどでもこういった墓友を見つけやすくするために共同墓地を設置する施設が増加傾向にあります。
昔は大家族に囲まれて余生を過すことが一般的とされていましたが、年月の経過と共に状況が変わっていって、自分の墓を守り続けてくれる人がいないといったケースも少なくありません。 これは社会的に深刻化している、少子化の問題も少なからず影響していることが考えられます。
独身者でなくても結婚はしているが子供がいない、子供がいても亡くなった後の葬儀などのいろいろな面での費用の負担をさせたくないという人もいるのです。 仮に自分でお墓を購入して入ったとしても、亡くなった後に管理をしてくれる人がいなければ、結果的に無縁仏になってしまうこともあるのです。
結婚をしないで一生を終える選択をする人が増加傾向にあることで、墓友という新しい形の制度の需要は増えていくといえるでしょう。
そのほかにも、お墓についての専門の知識を持っている友人がいることで安心を得ることもできます。 お墓の手入れなどは残された家族が行うのが一般的ですが、手入れをしてくれる家族がいない人は業者などへの依頼が必要です。
しかし、管理をしてくれる業者は数多くあって掛かる費用も異なります。そのため、業者選びには時間と労力を必要とするので専門の知識を有している墓友がいることで、労力の手間を省くことができて業者選びで失敗することもなく安心です。
管理体制や管理費の有無も確認が必要になります。お墓を管理している所が社団法人や安心して任せることができる企業であるかは重要です。 経営状態によっては廃業せざるを得ないこともあって、その時に廃業後もしっかりとフォローしてくれる体制ができているかを確認しておきましょう。 管理費などが発生する場合は、亡くなった後に誰が支払いをするかも含めてどういう手続きをする必要があるかを知っておくと安心です。
そのほかにも、日頃のお墓の手入れなどの管理が行き届いていない会社は避けるべきでしょう。
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