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自分に合っている施設を見つけたら、施設を見学するために予約を取ります。見学の際には、施設周辺の環境や施設内のスタッフや入居している人達の雰囲気や、施設内の清潔さなどを見るようにしましょう。
見学した施設の中で、自分が気に入った施設があったのなら実際に体験入居をしてみるのがいいでしょう。施設内の雰囲気は、実際に何日か泊まってみないとわからないものです。実際に体験入居をしてここに決めてもいいなと思う所があれば、そのまま本入居となる事もありますので、体験入居する場合にはいつでも入居できるように準備をしておくのもいいかもしれません。
書類を提出した後は、入居する方とそのご家族の方などと施設側で面談が行われる所もあります。この場合には入居する方の心身の状態を聞かれる場合もありますので、事前に確認しておくようにしましょう。
面談の結果、入居が可能な状態になればいよいよご契約です。ご契約の際には、契約書や重要事項などが書かれている説明書などに沿って説明が行われ、それに同意すればご契約の手続きが勧められていきます。またこの時に、毎月の支払いに関する手続きも同時に行われます。施設によっては契約の際に一時金方式が用いられ、入居する前までに一時金を支払わなければいけない場合もありますので、事前に確認して準備をしておきましょう。
医師に必要となる事項を書類に記入してもらったら、入居しようとしている施設にそれらの書類を郵送します。施設側が健康診断の費用を負担してもらえる場合には、病院でもらった領収書を施設に提出しなければいけないので、事前にスタッフの方に確認しておくようにします。
万が一何らかの理由で入居を辞めようと考えた場合には、一時金で支払った費用の中から健康診断書にかかった費用が引かれ自己負担となりますので注意が必要です。この場合には、差し引きされて残った分が返金されるようになっています。無駄にならないようにするためにも、契約をする際にはもう一度その施設でいいのか最終確認する事が大切です。
入居する事の出来る方の条件は一般的には、65歳以上の方で自立支援や介護を必要としている方が対象となります。医療行為を必要とする方や、感染症を持っている方は、入居出来ない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
入居すると、新しい生活に慣れるまで時間がかかるかもしれません。少しでも不安な事や心配な事があれば、スタッフに相談するなどしてスタッフとの信頼関係を築いていきましょう。入居してどうしても自分に合わない場合には、退去する事も可能ですので家族とも連絡をこまめに取り合い無理のない生活を送るようにしましょう。
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