【1月の花】贈り物やお供えにおすすめの旬の花をご紹介

オハナクラブでは毎月、その月にまつわる花についてご紹介します。
その月にきれいに咲く花、店頭で手に入りやすい花、誕生花や花にまつわる記念日等、贈り物や亡くなった方へのお供えの花を選ぶときに参考にしてみてください。

1月には、寒くて花があまりないのではないか?もしくは寒くて花が長持ちするのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、花が出回る季節であり、そしてあまりにも寒いと花は咲きません。
寒さや涼しさに比較的強いお花を店頭で見かけることができます。
また、1月のお花は春の訪れを告げてくれるお花です。ふわふわと優しい印象のお花たちをご紹介します。

※記事の中で花言葉をいくつか紹介していますが、花言葉には諸説あります。
 参考程度にお読みください。

1月ごろに旬を迎える花

チューリップ

4月に花壇でよく見かける印象があるかもしれませんが、実は店頭では1月ごろから出回ります。
色や形が本当に多様で、店頭に行くたびに違うチューリップが楽しめるような気分です。
茎は地面に対して平行にまっすぐ切り、少なめのお水に生けると長持ちします。

ユキヤナギ

こちらも春の訪れを告げる枝ものです。小さな白い花が名前の通り雪のようで美しく人気です。
小さな花はかわいらしく、枝なので比較的長持ちはしますが、花が咲ききった後に散ります。食卓などに飾る場合は注意が必要です。

ストック

花が鈴なりにたくさんついたお花です。様々な色のものがあり、1月ごろから出回ります。
葬儀でも使われやすいお花ですが、かわいらしい見た目からご自宅に飾っても春らしさを演出できます。
花言葉には「永遠の美」があるそうです。

日比谷花壇のお葬式がおすすめする1月の花

日比谷花壇のお葬式では、毎月おすすめの切り花、枝もの花材をご用意しております。
お葬式の装花や、献花、出棺前のお別れ花にご利用いただけます。
お葬式に季節のお花を使うと、1年2年と年がめぐったときに、花屋の店頭で、道端で、故人さまやお葬式のことが偲ばれます。

日比谷花壇のお葬式 1月のおすすめの切り花
スイートピー・ラナンキュラス・シンビジウム

どれも春の訪れを告げる、春らしいお花です。
ラナンキュラスは、ふわふわとした花びらが印象的で、店員からも人気の高いお花です。
シンビジウムは比較的高価なお花で、お葬式のお別れに使うと高級感が演出できます。

日比谷花壇のお葬式 1月のおすすめの枝もの
アセビ・サクラ(中旬ごろ)

店頭でも手に入れやすいスタンダードな枝もの「アセビ」に加え、
中旬ごろからはサクラもお使いいただけます。季節の巡りが早い切り花の世界では、まだ凍える冬にサクラの花を見ることができます。

1月の花や植物にまつわる日

1月21日 スイートピーの日

スイートピーは3種類の花弁がそれぞれ1枚・2枚・1枚で左右対称のつくりになっていることから、日本スイートピーの会によって制定されました。また、1年間で一番香り豊かにスイートピーが咲く時期でもあります。一足早い春を代表するスイートピーをご自宅に飾るきっかけにしてみてください。

1月31日 愛妻の日

日本愛妻家協会がアルファベットのI(アイ)と31(サイ=妻)をかけて制定しました。
奥様への感謝の気持ちを伝えたり、お花をプレゼントしたりする日です。日比谷花壇では毎年、愛妻の日にちなんだ商品やカードをご用意しています。
もちろん、奥様だけでなくご家族、ご友人と感謝を伝えるよいきっかけとしてお花を贈るのも素敵です。

1月のお供えにおすすめの花

毎日のお供えに、月命日だけのお供えになってしまったけれど、節目の法事に飾る花を…
様々な理由で、お悔やみの花を用意することがあると思います。
お悔やみのお花に厳しいルールはありません。
基本的なルールとともに、1月のお供えにおすすめのお花を紹介します。

お供え・お悔やみのお花の基本的なルール

・色
亡くなってから四十九日までは白のみ
四十九日を過ぎてから一周忌まで白とグリーン
一周忌が過ぎてからは淡い色を差し色にいれる

・気を付けること
仏教では殺生を連想するものを避けます。具体的にはバラのようなトゲのある植物や、ヒガンバナのような毒のある植物を避けます。
また、ご自宅にペットがいるご家庭に花を贈る場合も注意が必要です。
ユリや球根類はペットにとって猛毒で、生けられているお水を口にするだけでも死に至る場合があります。毒のない植物を選んで贈るとよいでしょう。

色や種類の慣習は、気にしすぎる必要はありません。

おすすめの花① ラナンキュラス

12月ごろから出回り、春の訪れを告げる花です。ふわふわとした花弁が印象的で、店員からも人気です。日比谷花壇のお葬式では、季節のお花として思い出コーナーや献花としてお使いいただけます。咲き方や色は多様ですが、大きな品種のものは存在感もあり、一輪お供えするだけでその空間がパッと明るくなります。

おすすめの花② パンジー

土に植える園芸種でおなじみですが、茎の長い切り花も見かけるようになってきました。
首をもたげた様子が物思いにふけっている様子に見えることから、フランス語のpensee(パンセ)が花の名前の由来になっているそうです。色や咲き方が多様なお花なので、店頭で見つけた際にはぜひ楽しんで選んでみてください。

日比谷花壇のお葬式のコラムでは、花とお悔やみにまつわる記事を多数ご用意しております。
お供えの花、お悔やみの花を選ぶ際の参考にしてみてください。

亡くなった人をお花で供養するのはどんなとき?|日比谷花壇のお葬式>>
仏花・お供えの花の飾り方|日比谷花壇のお葬式>>
ペットが亡くなった時に供える花|日比谷花壇のお葬式>>

カテゴリ|葬式の花の知識|日比谷花壇のお葬式>>

(日比谷花壇のお葬式サイトへ移動します)

1月の誕生花

一年の全ての日には「誕生花」があります。色々な説があり、ご紹介するもの以外にも誕生花として設定されているものもあります。
由来の多くはギリシャ・ローマ神話で、その神話に関係ある花とその日付を結びつけて贈り物の花を選んだ文化が「誕生花」として残っているようです。
ここではいくつかご紹介いたします。

1月11日 コチョウラン

品格のある贈り物として多用されるコチョウランは、この日の誕生花です。
大きくて真っ白な花姿が印象的で、長い間多くの人から愛されています。
花言葉には「愛をあなたへ」などがあります。近頃は花びらに絵が描かれているものや、色のついたもの、少し小さいミディサイズなど、種類も豊富で多様になりました。

1月24日 ヒヤシンス

球根の代表で、よくご存じの方もいらっしゃると思います。2~3月に旬を迎える花で、水耕栽培でも育てることができます。様々な色があり、育てるために選ぶのも楽しいお花です。
花言葉には「優しくかわいい」などがあります。

参考:365日の誕生花・花言葉・由来について|ヒビヤカダンドットコム
(日比谷花壇が運営する通販サイトに移動します)

お花が長持ちするお手入れのコツ

こまめに水を換える

茎の切り口からバクテリアが発生します。花瓶の中はバクテリアが繁殖しやすく、花が枯れる原因になります。こまめに水を換えることで、バクテリアの繁殖を防ぎ、花が長持ちします。
店頭で切り花を購入するともらえるお花の長持ち剤も適切な量を守って併用することで、バクテリアの繁殖を防ぐことができます。

花瓶は洗剤等で洗う

花瓶の内側を触ってぬめりを感じたら、食器用洗剤とスポンジで洗います。
(花瓶の素材にあったものをお使いください)
せっかく水を換えても、花瓶の内側に汚れが残っていると、花が早く枯れる原因になります。

水に浸かる部分の葉は落とす

水に浸かる部分にある葉は切り落とします。
葉から腐って、茎全体の腐敗がはやく進行してしまいます。また、葉を落とすことで花に十分に栄養がいきわたるので、元気に長持ちします。

風通しのよい涼しいところに飾る

私たち人間が心地よいと感じる環境は、植物にとっても心地のよい環境です。
・風通しが良い
・直射日光が当たらない
・エアコンの風が直接あたらない
・気温の変化が少ない
部屋の中でもこのような条件がそろっている場所に置くことで長持ちします。

春の訪れが告げられる季節

1月はまだまだ寒く、春がほど遠いように感じられますが、花屋では春のお花をたくさん見かけるようになります。寒くても、春が確実に近づいてきていることがわかります。春のお花はどれも明るく優しい色で温かい気持ちになります。寒くてなんだかさみしい心も、お花のチカラで少しぽかぽかになれますように。

この記事を書いた人

株式会社日比谷花壇 
オハナクラブ編集部
オハナクラブ編集部(オハナクラブヘンシュウブ)
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