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オハナクラブでは毎月、その月にまつわる花についてご紹介します。その月にきれいに咲く花、店頭で手に入りやすい花、誕生花や花にまつわる記念日等、贈り物や亡くなった方へのお供えの花を選ぶときに参考にしてみてください。
※記事の中で花言葉をいくつか紹介していますが、花言葉には諸説あります。 参考程度にお読みください。
毎年3月8日は国際女性デーです。すべての女性の地位向上・平等な権利の獲得・差別払拭を目指して国際的に連帯をする日として、1975年に国連によって制定されました。近年注目されるようになっていますが、それに一役買ったのがミモザです。ミモザは黄色い小さな花を咲かせる木で、花屋でも手に入れることができます。イタリアではもともと、この時期に旬を迎えるミモザを女性(恋人や妻、母親や家族)に贈る習慣があり、ミモザの日として親しまれています。その習慣とあいまって、国際女性デーを象徴する花としてミモザが受け入れられています。
12月ごろから出回り始める甘い香りのするお花です。歌のタイトルとしても有名なお花ですが、主に花屋で見かけるスイートピーはパステルカラーがかわいいもので、お値段も手に取りやすいものが多いです。花言葉は「門出」。春は出会いと別れの季節ですが、3月はとくに別れ、旅立ちの多くなる季節。新しい道に進む人や、思い出の旅立ちを象徴してスイートピーを贈ってみてはいかがでしょうか。
公園などでも見かけることのできる低木に咲く花コデマリ。枝ものとして花屋で手に入れることもできます。店頭での出回りは1~4月ですが、3月に最旬を迎えます。小さな花がたくさんついている様子はとても愛らしく、春の訪れを感じます。大きめの花束にコデマリをいれると、とたんにダイナミックな花束になり、家で生けても存在感ばっちりです。小さな花弁が落ちやすいので、贈るときにはすこし注意が必要です。
店頭に立つスタッフの中でも人気が高い、切り花のなかでは春を代表するお花です。ふわりとした印象の花がかわいらしく、一輪だけを生けても目を引く存在感があります。パステルカラーがより春の印象を強くしていて、お店で見かけるだけでも春の訪れを実感します。花言葉は「とても魅力的」。大好きな人、大切な人に贈るのにピッタリなお花です。
「桃の節句」「ひな祭り」でおなじみの上巳の節句。「節句」は古来中国で無病息災を願って祝われた行事でした。それが日本に伝来し、日本でも祝われています。上巳の節句は女の子の健康を祈り、ひな人形を飾ります。ひな壇の左右に飾られているのは、向かって左が橘(=ミカン科の樹木)で、右が桜の木です。そして無病息災を願って桃を飾ってお祝いします。
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上述したように、3月8日は国際女性デーです。日ごろの感謝を込めて、大切な人にミモザを贈ってみてはいかがでしょうか?
公益財団法人「日本さくらの会」が1992年に制定した記念日。3×9(さくら)=27の語呂合わせと、七十二候の一つである「桜始開(さくらはじめてひらく)」の時期のため、この日に制定されました。サクラは枝や小さな鉢植えで比較的簡単に手に入る植物です。お花見にでかけるのもよし、お店で購入してご自宅で楽しむもよし。大人気なお花を十分に味わえる時期です。
毎日のお供えに、月命日だけのお供えになってしまったけれど、節目の法事に飾る花を…様々な理由で、お悔やみの花を用意することがあると思います。お悔やみのお花に厳しいルールはありません。基本的なルールとともに、3月のお供えにおすすめのお花を紹介します。
■色一般的に、-亡くなってから四十九日までは白のみ-四十九日を過ぎてから一周忌まで白とグリーン-一周忌が過ぎてからは淡い色を差し色にいれるがよいとされています。
■気を付けること仏教では殺生を連想するものを避けます。具体的にはバラのようなトゲのある植物や、ヒガンバナのような毒のある植物を避けます。また、ご自宅にペットがいるご家庭に花を贈る場合も注意が必要です。ユリや球根類はペットにとって猛毒で、生けられているお水を口にするだけでも死に至る場合があります。毒のない植物を選んで贈るとよいでしょう。
色や種類の慣習は、気にしすぎる必要はありません。
母の日でお馴染みの花カーネーションは、今は一年中花屋の店頭で手に入れることができます。一番きれいに咲く「旬」は3〜5月で、色々な種類のカーネーションが出回り始めます。花言葉は「感謝」で、亡くなった大切な方に気持ちを伝えるのに最適な花だと言えます。
12月ごろから店頭で見かけるようになる、冬のお花であるフリージア。3月には出回りが終了します。良い香りのする花でつぼみの部分も少しずつ咲いていくのが特徴です。フリージアには「友情」や「感謝」という花言葉があると言われています。家族だけでなく、亡くなった友人などへ手向ける花としてもおすすめです。
日比谷花壇のお葬式のコラムでは、花とお悔やみにまつわる記事を多数ご用意しております。お供えの花、お悔やみの花を選ぶ際の参考にしてみてください。
亡くなった人をお花で供養するのはどんなとき?|日比谷花壇のお葬式>>仏花・お供えの花の飾り方|日比谷花壇のお葬式>>ペットが亡くなった時に供える花|日比谷花壇のお葬式>>
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一年の全ての日には「誕生花」があります。色々な説があり、ご紹介するもの以外にも誕生花として設定されているものもあります。由来の多くはギリシャ・ローマ神話で、その神話に関係ある花とその日付を結びつけて贈り物の花を選んだ文化が「誕生花」として残っているようです。ここではいくつかご紹介いたします。
桃の節句とご紹介した3月3日ですが、誕生花はナノハナ。暖かくなると河原や花壇でも多く見かけ、食用のものも出回って視覚だけでなく味覚も満たしてくれる花です。大切なひとに贈るだけでなく、一緒に花畑に観にいくのもいいかもしれません。
店頭でも手に入れやすい、かわいらしいお花です。名前の通りツルッとした表面が魅力的です。ピンクや白の品種が多く出回ります。近年では染め剤で花びらを染めた、青や緑のワックスフラワーを見かけることもあります。
3月14日はホワイトデーですが、誕生花は桃の節句のモモ。3月下旬から4月上旬にかけて花が咲く木です。特に開花時期が近いサクラと見間違えられがちですが、サクラより枝と花の距離が近く、切れ込みのない先のとがった花弁が特徴的な花です。頻繁に見かけるものではありませんが、店頭でも手に入れることができます。
参考:365日の誕生花・花言葉・由来について|ヒビヤカダンドットコム(日比谷花壇が運営する通販サイトに移動します)
お花を誰かに贈ることは特別なことではありません。誕生日や何かのお祝い、感謝の気持ちを表す時、そして哀悼の意を示す時など、いつでも気持ちを伝える手伝いをしてくれます。誕生花や花言葉、花贈りが慣習としてあるイベントはそのきっかけにすぎません。ぜひ、何かのきっかけに花屋に足を運んで、生活に花を取り入れてみてください。
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